2014年5月29日木曜日

「てしおしじみちゃんプロジェクト」その18

皆様こんにちは。きたかんリポーター、てしおしじみちゃんプロジェクトのタカマサこと高田です。今回は櫻井おやびんが親戚の結婚式出席のため欠席となったため代理で投稿いたします。5月23日(金)18時、天塩町社会福祉会館で行われた「天塩かわまちづくり検討会:第7回目」の報告です。

今回は第7回目検討会ですが、今年度としては最初の開催となり新たな気分でのスタートです。今年度は町の観光振興計画を“かたち”にしていくプロセスであり、具体的には、9月の議会に「観光振興策(案)」を提示しなくてはなりません。今回を含めあと5回の検討会で意見をまとめる必要があり、これからが
正念場です。きたかんメンバー3名、委員会20名に加え、今回から天塩町役場の方8名も議論に参加。総勢31名での熱い議論となりました。


今回の検討会は久々の金曜夜開催。いままでは土曜日昼の開催でしたが、明日の町のイベント「植樹会」と重なってしまうために今回は金曜夜に開催です。酪農を営んでいる委員は搾乳時間等の関係で夜開催の場合には参加できなくなります。逆に夜なら参加できるという方も多く、今回の検討会は久々の参加の方もみられました。役場の方は夜開催のほうが参加しやすいということもあるため、観光振興計画を企画実行していくプロセスの今年度は「夜開催」を基本にしていくこととします。

第7回検討会は、今年度初開催ということと前回より2ヶ月空いたということもあり初参加の方の自己紹介のあと「前回までの振り返り」の時間を取りました。

【第7回検討会の式次第】
 1.初参加者の自己紹介
 2.前回までの振り返りと天塩町を取り巻く環境について
 3.今後について:分科会について
 4.グループ毎での話し合い
 5.今後の検討会日程

天塩町を取り巻く環境では伊槻座長より「天塩町の年齢構成」「農業者年齢構成」「漁業者年齢構成」等を説明。10年後、20年後の近い将来に天塩町の人口がどのようになっているのかをリアルな数字で知っていただきました。特に漁業に関しては2008年現在50名ですが、60才以上が36名、50才未満が14名しかおりません。現在の天塩は“しじみ”を名産としてPRしていますが、 10年20年後の将来はどうなっているのか等、考えさせられるものとなりました。

わたくしタカマサからは「天塩町に吹く追い風」として観光に関する“機会”を説明。ハード・消費型観光からソフト・体験型観光へ変わってきており、いままでのハード・消費型観光では観光客を呼べなかった手塩町にも今後は観光客誘致のネタがきっとある!ということを伝えさせていただきました。



天塩町を取り巻く環境をみなさまに理解していただいた後は濱野コーディネーターよる「分科会」の説明です。9月の議会までに「観光振興策(案)」をまとめるには、あと5回の検討会だけではとても間に合いません。検討会とは別日程でインフォーマルなかたちでの話し合いの場を分科会としてテーマ別に設置することにしました。テーマは今までの話し合いのなかから以下に決定。

【分科会テーマ】
 1.自然・景観・川チーム (担当コーディネーター:伊槻)
 2.歴史・文化チーム (担当コーディネーター:櫻井)
 3.食・特産チーム (担当コーディネーター:高田)
 4.交流・コミュニティチーム (担当コーディネーター:濱野)

分科会はテーマ別にチームで話を進めていきますが、担当コーディネーターと町役場担当者は固定ですが、チームメンバーは固定せずに他チームへの合流や離散も自由という形式で運営していきます。

今回はグループ分け最初の話し合いであるので、あまり深い話はせずに「自己紹介」「リーダーの決定」「いままでの検討会で話し合われてきたこと」「今後なにを考えていくか」「分科会開催日の決定」とチームビルディングを目的とした回としました。

リーダーの決定は罰ゲーム的な押し付けにならないよう、町役場の方と地域おこし協力隊以外の方のなかから話し合いで決定することにしました。

最後に、各分科会のリーダーより意思表明をしていただき第7回検討会も無事終了。分科会の設置や個別活動など今年度のてしおしじみちゃんプロジェクトは話し合うだけではなく、いよいよ実際に行動に移していくプロセスに入っていきます。

(以下はプロジェクト後の蛇足文です)
夜18:00から2時間の熱い話のあとは、定番の反省会という名の飲み会!今回は櫻井おやびんが不在であることと、明日7:00より野鳥観察ツアーに出かけることもあり、あまり深い飲みにはならないと思っていたのですが…。(タカマサは0:30には逃れたのですが、濱野氏は深夜2:30頃まで絶好調だった模様)

翌朝、二日酔いのなか天塩川流域を野鳥観察ツアーに出かけました。(濱野氏は集合時間に現れませんでした(笑)が、後程合流!)7:00に天塩川の河口を出発し、車で野鳥のいるスポットをめぐりました。最初のスポットではカモメ、ウミネコ、カワウを、二か所目ではヒドリカモ、三か所目ではシギを見ることができました。残念ながらオジロワシは発見できず。もっと早朝に出発すれば出現率は高いようです。(出発時間まで飲み続ける覚悟が必要か)



その後、天塩町のイベント「民安ダム植樹会」に参加。町民約150名が集まり桜の苗木をひとり1本ずつ植えてきました。添え木の近くに穴を掘って、苗木を植樹し、添え木にヒモとネットで囲いをつくるのですが、地面が笹で覆われていたので穴を掘るのに一苦労。でも見てくださいこのみんなの充実感。植えた桜の木が成長し、花をつけるのが心待ちです。

植樹でひと汗かいた後は、増毛で開催されている「増毛えび地酒まつり」へ。このまつりは第18回えびまつりと第3回国稀酒造蔵まつりの同時開催な訳なんですが、まつり会場が別々なんですよ。二日酔いぎみの我々は当然「えびまつり」の方へ行くと思うでしょう。しかし、この人たちときたら…当然のように国稀酒造蔵まつりの会場へ一直線!試飲を楽しみ、酒も買って、そして、えびまつりには目もくれないで行かずに帰ってくるという。しじみちゃんメンバーらしい一コマでした。



以上、「天塩かわまちづくり検討会:第7回目」の報告でした。次回は観光振興計画案策定のための一日缶詰打ち合わせを6月2日に開催する予定です。

2014年5月20日火曜日

「てしおしじみちゃんプロジェクト」その17

皆様こんにちは。きたかんリポーター、てしおしじみちゃんプロジェクトの櫻井です。本日は5月16日(金)18時から北海道クリスチャンセンター(北7条西6丁目)で開催された「5月開催に向けた検討会の事前打合せ」の報告です。

参加者は、きたかんメンバー(伊槻、高田、濱野、櫻井)と当該事業を発注した方2名、受注者した会社の方4名、そして天塩町役場1名の計11名で開始。

【白熱した打合せが進む様子】

本日の議題は大きくは2点
 1.懸案事項である観光振興計画書の「ビジョンとコンセプト」をどうするか
 2.次回検討会のメニュー

伊槻、濱野の両氏から事前にまとめてきていただいた「ビジョンとコンセプト」の定義について参加者の認識を統一。

1.ビジョンとコンセプトについて
(1)ビジョンとは構想、自らの組織(事業)の目指す将来像のこと。(将来こうなりたいという思い)
(2)コンセプトとは、基本概念や基本思想のことをいい揺るぎのないもの、そう簡単には変わってはいけない事。 それには物語や風景を連想させる事が重要。(わかりやすく、一言で表現する、例:芸術の都パリ、小京都金沢)

つまり、ビジョンの積み重ねをしてコンセプトを作り込むこととして参加者全員が認識しました。

【ビジョンとコンセプトについて熱く語り合う様子】

ビジョン、コンセプトは次回改めて時間をとり、今まで検討委員の方々から様々なキーワードをいただいたので、我々メンバーでいくつかたたき台を考えてそこから選んでいただく方法で一致しました。

2.次回検討会のメニュー
日本の人口推計を基に天塩町の15年後、30年後の姿を目の当たりにし、そのためにどうしたらいいかを話し合う。天塩町が持っている強みを活かし機会を抽出して観光振興計画につなげていくことで合意しました。詳細については課題を持ち帰り、後ほどメール配信して確認する事としました。

以上、大きく2点を話し合いましたが、なかなか濃い~話し合いでした。次回は5月23日に天塩町で開催される検討会の様子です。なお、櫻井は姪の結婚式のため参加する事が出来ません。次回の報告書は高田君が担当します。乞うご期待!!

【話し合った内容を書き留めた事項】


2014年5月12日月曜日

「てしおしじみちゃんプロジェクト」その16

皆様こんにちは。きたかんリポーター、てしおしじみちゃんプロジェクトの櫻井です。3月末にいったん区切りを付けたこのプロジェクトも5月に入り異動や担当が一段落した中、いよいよ今年度かわまちづくり事業計画完成に向けて再開です。

本日は5月7日(水)13時から北海道大学で開催された「昨年度の振り返りと新年度へ向けた計画」を敷田先生を交えて打ち合わせた報告です。

参加者は次の通り
きたかんメンバー:敷田先生、いつき、タカマサ、ハママサ、サクライ

当該事業を発注した方1名、受注者された会社の方4名、そして天塩町役場からは新たな担当となった係長1名が加わり、計11名で開始。

【敷田先生(左から3人目)からアドバイスを受けながら打合せが進む様子】

本日の議題は大きく3点
 1.前年度の振り返り
 2.今後の工程(スケジュール)確認
 3.観光振興計画書の作成

まずはレジュメに従い議題を進行

1.前年度は各分科会が出来上がった状態で終了したので、それには今後各分科会ごとに担当となるコーディネーター(きたかんメンバー各一人)と、天塩町役場から一人配置し運営していただきたい旨の要望が発注者側から要望がありました。是非今の状態を維持しながら発展させて行きたいことで全員の意志が統一されました。

2.全員に配布された工程表に基づき、来年2月に登録する「かわまちづくり事業計画」の日程を確認。それには、天塩町が作成する「観光振興計画書」が11月末まで議会を通過する形でに必要になることを確認。それには(案)が何度か修正が必要になるため、9月末には案が完成していなくてはならないことを出席者全員が理解しました。

3.「観光振興計画書」なるモノは誰が作成するのか?で、議論が行き詰まってしまいました。そこで敷田先生からの発言で思いも寄らぬ展開に…。

「コンセプトやマーケティングプランなど大事な戦略ではあるが、医療方針に例えると患者に治療方針をどうしますか?と聴く医者はいない(いやそういう聴き方をすると患者は不安になる)わけで、ここまで来たらこういった治療方針で行うというやり方の方が良いでしょう。つまり、地域の皆さんの意見を聴く→やってみる→調整、修正しながら実行する方法で動き出す。それには今いるきたかんメンバーで「観光振興計画書」を作成した方がベストなのではないですか?」という問いかけがありました。

ここまで来たらやるしかないでしょう!という伊槻座長の一声に残りの3人も快諾(?)。どうやるかは、時間の関係でいったん場所を変え議論することとし、敷田先生は講義のため退席。別室をお借りし打ち合わせることになりました。

【別室に移動し議論する様子。思わぬ展開に元気がない○○氏】

「観光振興計画書」は他の市町村のものを参考に5ページから10ページくらいでわかりやすく簡潔にすることで合意。詳細については次回5月16日(金)に開催する事前打合せの席上でも話し合うこととしました。結構ハード(ディープ?)な世界に入ってきたきたかんメンバーです…。

【北大構内に咲く満開の桜】

私、櫻井は実はこの日55歳の誕生日でしたとさ…。

2014年1月5日日曜日

「きたかん全道交流会&忘年会」2013(12/14)

きたかん4期たかの@年男です。
 
新年明けました。今年もよろしくお願いいたします。
今回は12月14日に、北海道庁赤レンガ庁舎で開催されました「きたかん全道交流会」の様子をご報告いたします。

【写真-1】約70名が参加した全道交流会

 この交流会のために10月10日フェイスブック上に、秘密のグループ「2013きたかん全道交流会セミナーチーム」が立ち上がり、チームリーダーのヒロセ、とくま氏、べーさん、ながおか、おさむちゃん、たかので、フェイスブックグループ上での議論と、2回のミーティング行い、交流会の段取りをしました。

今回の交流会は全体のテーマを「伝えること」とし、内容を大きく3つに分け、第1部の講演、第2部「フラッシュプレゼンテーション」、第3部はグループワークを行うことにしました。

 1部 の講演では、「北海道体験.com」運営会社である株式会社 北海道宝島旅行社と、株式会社 北海道宝島トラベルの代表取締役社長、鈴木 宏一郎さんが登場。「住んで良し、訪れて良しの観光地域づくり」を中心に、観光現場の具体例を挙げつつ、非常に興味深い内容となりました。

【写真-2】鈴木宏一郎さん(右)

 私が印象に残ったひとことは、「これからの観光のキーワードは“ベンチ”」でした。

 これは、商店街や観光地にベンチがあれば、ただ通り過ぎるだけだった人がそこに座り、滞在時間が長くなります。そうすることで賑わいや新たな消費が生まれたりし、北海道の観光が元気になる効果も出てくるような気がしました。

 関西育ちの鈴木さんの軽快なトークで、「伝えること」が非常に上手な方でした。

【写真-3】質疑はカード式。現役地方FMのDJ4期れいれいが
インタビュー形式で行いました。

 休憩を挟み、第2部は「フラッシュプレゼンテーション」。
1人1分1テーマ1枚の資料でプレゼンテーションを行うもので、「きたかんメンバーに知らせたいことがある!」という、情熱的な希望者を事前に募り18組の参加を得ました。

発表する側もそれを見る側も、「伝える」ということの奥深さを垣間見ることができたのではないでしょうか。
発表後、参加者・発表者全員で「よくできました」シールによる採点をしました。その結果、音声ファイルを活用した4期れいれいが見事1位となり、賞品の図書カードをゲットしました。

【写真-4】フラッシュプレゼンのルールを説明する、とくま氏

【写真-5】コント形式での発表もありました

 第3部はグループワーク。
北の観光リーダー養成セミナーの修了期を越えた親睦を図ると同時に、今回の交流会全体テーマ「伝えること」に関する学びを形にすべく、第2部フラッシュプレゼンで出た「お題」に添ったキャッチコピーを、グループごとに作りました。

【写真-6】グループワークはキャッチコピー作り。「お題発表~」


【写真-7・8】アツくて楽しいグループによる共同作業

1グループ持ち時間1分で発表し、会場がハッとするようなキャッチコピーも生まれつつ、グループワークは終了。

その後、きたかん副代表にし氏による「きたかん.net」の紹介、ゆーすけ氏による「きたかん修了生アンケート」結果報告で交流会はお開きとなりました。

会場を赤れんが庁舎からホテルに移し、お楽しみの忘年会に流れていきました。


【きたかん CAST】
講師 鈴木宏一郎さん/道庁 宮崎さん(special thanks)/交流会参加者のみなさん
2013きたかん全道交流会セミナーチーム/ブログサポートきのっち

2011年12月11日日曜日

ふるまいを変えて気づく「きたかん大忘年会-2011」

きたかんリポータきのっちです。北の観光リーダー養成セミナーの修了生110名あまり、そして現役の4期受講生から参加を募り、忘年会を開催しました。出席者、総勢80弱で始まったススキノグリーンホテルの宴会場は、2011年12月10日(土)も、はたぶーさん陣頭指揮のもと受付、集金、MC、物産コーナー担当など率先した役割分担で修了生がぬかりなく運営して「きたかん大忘年会」が開催されました。

【写真-1】各地の持寄り物産を物色する

【写真-2】お久しぶり!修了生再会の場

ちなみに過去の宴会は「灰皿が標準装備」でした。ケムリが苦手なきのっち、同様の座長ほか今年は数人に相談し「みなさまの健康のため」総て撤収しました。

北海道ではフツーの光景かもしれない「喫煙派の市民権の強さ」、これによって、普段会えない人が集う場なのに、ケムリの逆機能バリア(?)が働き、人と人を出会わせにくくしている。その現象を解消する試みでした。また、たばこ吸いは、互いに社会の風当たりが強いので、お仲間で1卓を作ってしまう。そうした片寄りをなくし、人をかきまぜて交流をしたらよいというおせっかいから灰皿ナシを提案しました。

北海道が観光をグローバルに売り込み、主産業に据える野望をもつなら、日本や先進諸外国の「たばこスタンダード」に合わせてみることが大事だと、きのっちは思います。だって、たばこを吸わない(or やめた)人のほうが健康志向が高く、旅行においても高単価なお客さんだと思うからです。こうした調査報告も出ているようです。

<a href="http://www.health-net.or.jp/tobacco/sekaiginkou/Chapter1.html" target="_blank">(財)健康・体力づくり事業財団「厚生労働省の最新たばこ情報」</a>(教育や所得の水準と喫煙者の割合がでています)

見方やふるまいを変えると「目からウロコ」が落ちたりします。さっきからたばこを例にあげていますが、地域においてもこれまでの当たり前を見直し、取りこぼしていた客層にふるまいを合わせることが大事かなと思います。

宴会場はスマートな喫煙者の協力のもと、きれいな空気が保たれました。かわりに、外に出たところにスタンド灰皿を置き、憩いの一角「オアシス」を用意しました。

【写真-3】たばこ吸いの輪。企画やコミュニケーションが深化することもあります

ところで、北の観光リーダー養成セミナーは4期生に、中途失明、あるいは車いすで生活をしているハンディキャップのある受講生が加わってくれました。普段の暮らしには特段の不都合を感じない、健康に恵まれている私きのっち。健康ゆえに鈍感で、気づきにくい生活の不便や不都合を、彼らと数時間でも過ごすことで、動きをちょっとサポートしたり、周りにどんな料理があり、誰が同席しているかを、手を添えて示し伝える。そうしたコミュニケーションを工夫するこが、実はとても楽しいことを教えてもらいました。

函館の4期受講生、オーヒラさんは「ハンディのある旅行者をサポートするNPO法人を今月設立します」という嬉しい知らせを、きたかん.netメンバーに報告してくれました。ふるまいを変えると、新たな視点や気づきがあり、ビジネスや社会貢献につなげることができる、まさに実践する北の観光リーダー養成セミナー生です。

【写真-4】函館でNPO法人を起業するオーヒラさん

【写真-5】「締め乾杯」は北海道ならではの文化

参加者それぞれの会話があったことでしょう。宴会は盛況のうちに1次会がおひらきになり、いくつかの大きな団体を形成してススキノに散り、カラオケで熱唱を披露する、ラーメンを食べるなどして、歓楽街のにぎわいに貢献しました。

2011年12月9日金曜日

観光人材大交流@赤れんが12/10の狙い

きたかんリポータきのっちです。外は凍てつく寒さでも、家の中と人のハートは節電しつつもアツイのが、北海道の良さでもあります。

あす、2011年12月10日(土)は、13:30から3時間「全道観光人材ネットワーク形成セミナー2011」</a>という観光人材の交流会が、道庁赤れんが庁舎にて開催されます。

北の観光リーダー養成セミナーの修了生1-2-3期生と、現在、同セミナーを受講している4期生が一堂に会する場でもあります。むろん観光に興味のある一般参加も大歓迎。そして来年度に続く、北の観光リーダー養成セミナー5期の、受講を希望する人たちにとっては「オープンキャンパス」的な意味合いもある集いです。

この交流会を「シカケた側」の狙いとしては、大きく3点あります。

【交流会の狙い】

◎北海道の観光にとって「人」が大切であることを再認識する

◎個々の道民が考え、発言し、地道に行動し主体的に取り組めることがある

◎30代~40代が中心の、100人を超える組織「きたかん.net」が果たす役割がある

あすの午後、正味2時間30分の時間全体を通して、あらたに気づきを得て、会場でみなと共有し、いろんな人と知り合いになり、個々が持ち帰ってほしいという願いのもと、いろんな仕事の役割を、きたかんメンバーで複数手分けして、計画をすすめてきました。

その数10人とも20人とも(推定)…。彼らがかかわっている理由は単純です。自分たちがメンバーとなり、でやって楽しかったことを、周りにも勧めたい。だから、さきの思いを込めて、観光やまちづくりに孤軍奮闘するひとびとに、「ひとりじゃないよ」、「どーせやるなら楽しまなきゃ」、「つながりましょうよ」とメッセージを発する会にしたいのかな、とリポータきのっちは、仕込みの段階を眺めていて、おぼろげに理解しています。

2008年に始まった北の観光リーダー養成セミナーが、めざしたい北海道の、観光まちづくりの実現への第一歩。その一歩にむけて修了生ら「きたかん.net」 が組織としてうまれ、目鼻がついて活動しだし、やがて協働が生まれました。そして、ほかの業種や地域の人と組んでイベントや商品開発をやってみた。そんな各地での活動事例や成果を、広く伝えるための会、それが「全道観光人材ネットワークセミナー」です。

12月10日。どんな素敵な出会いや、久しぶりの感動の対面、元気な顔ぶれがそろうのでしょう。当日は、きのっちほか複数リポータ体制(?)で、会場の様子を伝えることができると思います。

乞うご期待☆

2011年1月22日土曜日

最終講義ブランディング@札幌

きたかんリポータきのっちです。北の観光リーダー養成セミナー@札幌最終の講義が20011年1月22日(土)初日を迎えました。ちなみに釧路では同セミナーの道東版が一足先に、1月20日(木)最終講義と修了式を迎えており、受講生はゴールテープを切りました。道東受講生のみなさん、講師陣、事務局ズ本当にお疲れ様でした。

札幌の会場はサツエキ直結エルプラザ。このところ雪ばっかり降っていた天候も、申しぶんなく晴れ渡っていました。


【写真-1】修了を祝福するかのような好天

この日の会場はグループワークモードで、A-Fまでの6つの島に分けた配置でした。5人掛け30人の受講生、そして講師&ゲストと事務局で約40名が集まりました。いつも思いますが、札幌3期生、妙に元気な面々です。

【写真-2】ブランディング講義を聞く3期生

最初に、観光をやる上で頻出キーワードである「ブランディング」について、地域戦略研究所から代表の保苅英希氏が、パワポを使い説明しました。保苅氏の経歴は多彩で、百貨店外商→シンクタンク、コンサルタント会社→大学院の経済学修士→グループ起業→会社解散→個人起業。現在は自治体や商工会議所系のコーディネーターとして、北海道内外の地域と関わっているようです。テーマは地域におけるブランディングの考え方。そもそも、「ブランド」と人にいわしめるまでに価値を高め、信頼として価値を固定するために不可欠である、相手を知り痒いところに手を届かせるマーケティング、これらって、観光現場では整理されているでしょうか?敷田座長ほかが提案する「観光の関係性モデル」図※によると、段階に分けて示されています。
※「観光の地域ブランディング」,敷田麻実ほか編著,2009,学芸出版社,p42

でも、ブランディングの支援現場を持つ保苅講師によると、現場ではブランディングもマーケティングも、ごっちゃに不分離に始めており、さほど「これはコッチ」と意識せずに進めているようです。

【写真-3】保苅英希講師。空知で食クラスターも支援している

そして、ブランドを高める上では山あり谷あり。北海道民にはなじみのあるお土産菓子「白い恋人」石屋製菓の07年賞味期限改ざんの不祥事がありました。しかし同社では、不祥事への対応や地域に根ざした企業活動の実績があったため、比較的早くに復活し、以前より売上を伸ばす結果となりました。石屋が道民や観光客に親しまれていて、情報を開示し真摯に反省する企業の姿が支援につながった例です。またもっと大きな企業の「山あり谷あり」例として、花王が食用油の販売を一時見合わせた事例があります。主婦はその時、油の安全性が疑問だからといって花王製品すべてを敬遠してはおらず、化粧品や洗剤は普通~に買ってました。このことからも「エコナ」「ソフィーナ」「アタック」などの花王ブランド内のさらに細目ブランドを、個別ブランドとして区別しています。保苅講師からは、地域のブランド戦略にもこれを応用して、リスクヘッジとして複数のブランド展開を考えるようになど、具体的なアドバイスもありました。

この40分ほどのブランドプレゼンを受けて、各グループには北海道栗山町で取り組んでいる栗の活用事業について、要約資料の読み込みと各グループ内での議論を行いました。この「栗作戦」を各グループならどう展開するか、という1分プレゼンをしました。

・製菓用、おせち用など「何用途の栗」かを明確化させる
・「栗の栗山」イメージだけでなく実際なじませるよう、町民に向けた栗料理の普及ワークショップから先に仕掛ける
・ダジャレ系関連商品による便乗作戦

など、えげつない(?)発表もきれいな発表もあり、午後の夕張ケースメソッドに向けたエンジンが暖まったようです。午後のケースメソッドは大きな課題で、5点の制約もある難題です。

【写真-4】発表順ぎめジャンケンの勝利(?)を祝うグループ

【写真-5】持久戦?おやつ大量持参、糖分補給&コミュニケーションUPを狙うグループ

どのグループが、最終講義を制するのでしょう。(つづく)
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