2014年12月5日金曜日

「てしおしじみちゃんプロジェクト」その32

皆様こんにちは。きたかんリポーター、てしおしじみちゃんプロジェクトの櫻井です。本日は12月5日(金)18時から20時まで天塩町社会福祉会館で開催された「第14回天塩かわまちづくり検討会」の報告です。櫻井担当の歴史チーム8名、伊槻担当の自然チーム5名、高田担当の食チーム8名、濱野担当の交流チーム6名、総勢27名(内きたかんメンバー4名含む)で実施しました。(他に発注者8名、受注者4名)

今回のメニュー
1.天塩町観光振興ビジョンの説明
2.各分科会での話し合い
3.話し合った結果を発表など

1.天塩町観光振興ビジョンの説明(20分)
今回初めて検討委員の皆様に素案として今まで話し合ってきたことをまとめた「観光振興ビジョン」をお示ししました。この度の目的、数値化された観光の現状、SWOT分析から見た現状の課題などを記述した資料を基に序論を説明。それらの対応策を取りまとめた各分科会の意見を添付してあることを伊槻座長から説明しました。あくまでも素案であることと、修正案があれば後ほど相談して欲しい旨の説明を付け加えました。

【観光振興計画について説明する伊槻座長】

2.各分科会での話し合い(60分)
分科会では各コーディネーターが今まで話し合ってきたことを「天塩町観光振興ビジョン素案」に記述した観光コンテンツについて説明や読み合わせなどを実施しました。

【濱野コーディネーターの交流分科会】

【伊槻コーディネーターの自然分科会】

【高田コーディネーターの食分科会】

【櫻井コーディネーターの歴史分科会】

3.話し合った結果を発表(20分)

【歴史資料館チームの発表をする天塩地域協力隊の野村君】

①歴史Aチーム(歴史資料館チーム)
今回実際に天塩温泉に宿泊した(いる)お客様を歴史資料館に来ていただくポスターを実際に作って見ました。
作ってみて解った事は、「動物園に行ってきてお話も伺ったが、実際に広報することってやっぱり難しい。これから手作り感覚で作って行かねばならないことは解ってはいるが、ハードルは段々高くなってきている。地元の高校生なども入れて協力し合って行きたい」旨の発表がありました。

②歴史Bチーム(長門舟観光舟運チーム)
北大研究林(天塩町にある)が原材料の出荷について協力してくれる旨の約束を取り付けている。また、加工については初山別にある製材所が協力してくれる旨の話し合いを進めている。
段々形が見えて来たので、資金調達や設計に関しても今後進めていきたい旨の発表がありました。

【観光舟運プランについて説明する千葉リーダー】

③交流チーム
今回久々に天塩観光協会の会長が出席していただいたので大変良かった。
今後更に他地域との連携を視野に交流を考えている旨の発表がありました。

【交流プランについて説明するる天塩地域協力隊の菅原さん(きたかん6期生)】

④食チーム
食チームは、天塩町内で個別で活動を行っている食関連グループ(4Hクラブ、減塩応援隊、さくらんぼcaféなど)の相互連携を取りまとめるプラットフォームを作っていく旨の報告がありました。
まずは、現在個人で連携を働き掛けている高原委員の活動を食チーム組織としての「仕組み」とするために、新たにフェイスブックページを作成します。そのフェイスブックページを情報共有の場として利用し、どんどん情報発信していきたい旨の発表がありました。
次回の食分科会では、フェイスブックを知らない人も多いので「フェイスブック勉強会」の内容で開催を予定しております。

⑤自然チーム
天塩小桜という品種があるので是非それを咲かせたい。また、バスで野鳥を観察するツアーをくみたい旨の発表がありました。

各チーム次回の分科会日程を決めて終了。次回のレポートからは現地で開催される「検討会」のみの報告とさせていただきます。よって、来年1月23日(金)の検討会の様子をご報告する予定です。お楽しみに。

今回のおまけ。

【砂川ハイウェイサービスエリアにて両手一杯におみやげを
買っていただいている外国人の方々】

【来年春には砂川ハイウェイサービスエリアにスマートICが出来ます】

2014年12月2日火曜日

「てしおしじみちゃんプロジェクト」その31

皆様、こんにちは。きたかんリポーター、てしおしじみちゃんプロジェクトの櫻井です。本日は11月22日(土)三連休の初日、9時から12時30分まで札幌クリスチャンセンター(北7条西6丁目)で開催された「12月開催に向けた検討会の事前打合せ」の報告です。

参加者は次の通り。
きたかんメンバー:伊槻、高田、濱野、櫻井
当該事業を発注した方2名、受注者した会社の方3名、天塩町役場から2名。そして今回、この検討会もちょっと行き詰まった感もあり敷田先生にもお願いして来ていただき、計12名で開始。

本日の議題は大きくは3点
 1.今後の検討会のあり方
 2.天塩町観光振興ビジョンについて
 3.次回の検討会の実施内容

1.今後の検討会のあり方について
まず我々コーディネータから現状を敷田先生、並びに天塩町役場の方々に解っていただくため、現状を説明。
「各分科会で検討している事項を話し合えば話し合うほど、分科会に決定権がないので壁にぶち当たっているが現状です。そろそろ役場の方、観光協会の方、商工会の方が出てきていただいて、実現に向けてどうするか?具体的にどうしていくか?を詰めていかねばならないこと」をで強く訴えました。

また、現在我々のやり方は広く意見を出していただいてそれを集約しながらやっています。こうしたやり方なので、分科会に出席していただいている方々は意志決定は当然我々にあると思って集まってくれています。
これらの意見は町の観光ビジョンには反映されますが、今後我々がやらねばならないのは「かわまちづくり」の計画です。かわに絞ったテーマになった時に「この会が継続していくとは思えない」などの忌憚の無い意見が出ました。出たというより、それが一番の悩みの種、ストレスなのです。

我々の意見を聴いていただいた後、役場から「商工会・教育委員会・観光協会のトップを検討会を見学してもらう」ことの提案がありました。ここまで話が進んでいたなら、単純に検討会に役場から係を派遣しても何の役にも立たないことになるだろう。トップがまず、検討会の様子を見てもらって“しかるべき人を担当者として配置”してもらった方がいいという意見をいただきました。

 【事前打合せの様子】

また、敷田先生からは各検討会には「安心して話せる場所と人」が大事である。現在、天塩町には、この検討会の場以外に「ここに集まって話す」という安心した場所がない。普段ここに行けばかわまちづくりの話が出来るという事務局みたいな人もいない。それではせっかく今やる気になっている地域の皆さんは安心できない。
今後は役場の役割は重要であり、これらの課題に応じていく覚悟が必要であるとの案をいただきました。

2.天塩町観光振興ビジョンについて
12月の天塩町議員協議会で説明する天塩町観光振興ビジョンについて出そろいましたので、敷田先生にも意見を伺いました。
若干の修正はあったもののしっかりとした内容に先生からもお褒めの言葉をいただきました。

3.次回検討会の実施内容
 ・我々が作り込んだ観光振興ビジョンの発表・・・20分
 ・各分科会のでの話し合い・・・・・・・・・・・60分
 ・話し合ったことの発表・・・・・・・・・・・・20分
 ・次回日程の確認やお知らせなど・・・・・・・・20分
次回は12月5日(金)天塩町に出向いて、今回計画したことの実施報告です。お楽しみに!

そして今回のおまけ

 【札幌は既にイルミネーションが点灯!】

【赤レンガテラス】


この日の打合せは3連休の初日にぶつかり、どこの宿泊施設も満室。遠く映るススキノに手を振り、一人寂しく車で帰路についたのでした…By 櫻井