2010年8月8日日曜日

出前授業します「ケースメソッド」

きたかんリポータきのっちです。夏休みとして私は臨時社員なので、8月のお盆1週(正しくは前後合わせて)10連休とりました。しかし、景気を上向かせるような消費や旅行に出るのではなく、地味~に受検勉強をする程度です。

さて、きたかんではどうしてもメンバーの属性上、観光に関わる仕事をしている、とか観光に興味がある人、ということで、8月はみな多忙です。しかし、多忙でありつつも、今週末は別ユニットが動いており、ひまわりによる町づくりやイベントが30年来定着している北竜町を訪ねている人々もおります。忙しくとも「遊び人」が多いのも、このナゾの異業種交流組織きたかんの特徴かもしれません。

そんな8月にあって、ちょっと話題は先月ですが、きたかんにとって意義のある出前授業を2箇所で行ったので、記しておきます。まずは、きたかんMLにあった松前の川内さんからの報告です。

遅くなってしまいましたが、7月21日無事に「松前地域セミナー」
を終了しました。(中略)「北海道新幹線を利用した道外客が
2泊3日またはそれ以上の日程で松前半島を回るツアーを地域資源
を活用した形で作成してください。」という問題で各チームとも
白熱した議論が繰り広げられ、様々なツアーが出来上がりました。
今後このツアー案をもって、JRに売り込みにいきます。

とのこと。この場合、売り込みを受けるJR北海道側にも、北の観光リーダー受講生がおり、そこでツアー案に対する厳しいダメ出しがあるかもしれないし、さらにアイディアがふくらんで、素晴らしいツアーができることへ発展するかもしれません。いずれにせよ、おなじ人材育成セミナーを受けた人々が、異業種で各地で頑張っているのは頼もしいことです。


お次。こちらは「きたかんが海を超えた☆」ことに意義があります。東京の立川市で7月29-30日と2日間、北の観光リーダー養成セミナーが学習の核として位置付けている「ケースメソッド」を自治大学校へ出前してきたというのです。

これには講師陣のひとりで、人育てとマネジメントの権化(?)である、北海道の人材育成会社キャリアバンク役員の益山さんと、道庁の今井さんたちの尽力があります。いずれにせよ、対価を得て北海道の実例を使って、人に教えるパッケージが、世の中のごく一部にも認知され支持されはじめたことに、私は面白さを感じます。

ところで自治の大学というと、私は自治医大(栃木県下野市)しか思い浮かびませんでしたが、そういえば自治大学校って聞いたことがありますね。大学の仲間ではなく、総務省の持っている研究教育機関という、ちょっと毛色の違う学校です。そこに集まった150人が3つの研究テーマに分かれ、全国の自治体からの公務員50人と民間からの応募者が、夕張の実例を使ったケースメソッドで学んだようです。夕張からは、NPO代表の澤田さんとあらだてさんが参加。あらだてさんは、きたかん2期生でもあり、夕張の現状をなまらリアルに説明し、かつ各チームの質問をうけたり議論したり大活躍したようです。そんな暑い東京出動は北海道からの講師メンバー益山、今井、クラモト+澤田@夕張、あらだて@夕張+敷田座長という顔ぶれでした。

こうした外部から「出前授業のお誘いの機会」。とにかく初めてであった今年は、敷田座長ほか講師陣や道庁事務局が依頼を受けて「出張先生」をしてきました。しかし座長の報告MLには「成功してメデタシ」ではなく、今後の野望について「来年はきたかんメンバーが依頼を受けて、ケースメソッドを道内外で出張授業として実施できるとよい」・・・とありました。さすがシキダのSは、シゴキのS。

来年、海を渡りたいきたかんメンバーがどれだけ増えるか。楽しみです。

【おもなきたかんCAST】
・川内さん・・・きたかん松前支部。体が2、3個欲しい仕事量にぐったり?
・益山さん・・・人材を開発する会社の役員&きたかんの参謀でもある
・今井さん・・・きたかん活動なら仕事でも業後でも。on-offともにデキる公務員
・クラモトさん・・・ライフワークは道の駅巡り。きたかんでも姐御的存在
・澤田さん・・・NPOゆうばりファンタを運営する、きたかんの先生でもあり
・あらだてさん・・・夕張から参加していた2期生、夕張からは3期もくるのか!?
・きのっち・・・JR料金運賃計算にハマッている今日この頃。五稜郭や函館が要

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※きのっちの独断&趣味でお薦めするHP・ブログ

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