2010年8月13日金曜日

メーリングリストを考える

きたかんリポータきのっちです。要点を得ない話しかたや、物事を手短に書けないという「悪癖」も、年と共に少しずつ改善している今日この頃です。しかし何かにつけて「アンチエイジング:加齢に抗する」のが日本では主流ですが、その点思考は「加齢による改善」があるので救いです。

さて、北海道内メンバーと道外に異動したメンバーによる、新たな観光による地域づくりリーダーを目指す「北の観光リーダー養成セミナー」修了生のつながりの「きたかん」は、普段の「ライフライン」であるMLの使い方を巡って、先日、ひらさん、ヤギさん、ワッキーさん、にゃまさんから、ML上にて発言がありました。

そこから言えることは。。。

MLは短文を頻繁に発信するツイッターではないので、自ら疑問をなげかけるだけのツールではない。
MLは、リアルに情報の受け手と対峙することはたまにしかできないので、議論に向くツールではない。
MLは、読み手の各人が都合のよい時間に目を通すものなので、相手の状況による受け取り方の差(?)を織り込み済みで発信すべき。
MLは、皆が本業を持ちながら作って加わっているものなので、全ての状況を追う必要はない。

こうした前提のもと、少しでも快適に ML を動かす方法ってあるだろーかと、ML の運営について、きのっち流に考えてみました。

【シンプルMLのすすめ】

0.まず、発言者は名乗る

1.内容を表す「適切な件名」を入れる
(MLでのやりとりが数回進むと、件名がズレたままということも)

2.要点が先、投稿者の近況はあと
(ちなみに、きたかん敷田座長は10行以上あるメールを基本、読まない)
※ だからスクロールしないPC画面圏内に重要な報告を入れるのが、テク☆

3.メール1つにつき、主題は1つ
(仮に1投稿者が連続しても、なんら問題なし。1メール1主題であれば結果的に探しやすい)

 * * * *

以上の3カ条だと思います。(当たり前やないの。と思うかもしれませんが)

いくつものML に入っていればやりとりが多数だと、読む方も大変ですが、それが仕事になっては本末転倒です。あくまで「手段」としてのML。そしてなによりも、情報をもれなくキャッチできる人なんていないのです。きたかんメンバーの本業が立て込んで、ML読まない時期が続いてもそれは「縁」と、流してo.k.としましょう。 なによりも面白い企画については、またやりたいという声が出てくるものです。

ですから、MLに投稿して、反応がないから失敗と思わないこと。「反応薄=魅力ないから。が100%の理由」ではないのです。みな反応したいし、面白いことに(←私は強く)関わりたい。そして、本気の地域づくりとか、幸福ってなにといった難しい話やイズムについては、MLでの議論には限界もあります。さらに札幌近郊メンバーと、頻繁にメンバーが会えない人には、ノリ(?)に違和感もあることでしょう。

このように、ときに熱くもなりましょうが、普段 ML を使っていて肝心なことは、各地につながりをもつ人達が PC 画面の先にいて、その資源を互いに生かしあう場でありたいということ。そうしたつながりが楽しく続けば、新たな商売に発展しようが、ボランタリーなかかわりで継続しようが可だと、私は理解しています。要は難しく考えず、ML にネタを頻繁に各地のメンバーが発することが、さらに楽しい「何か」を生みだす。その発想を構成員が共有し、楽い企てができたらよいと思っています。

【きたかんCAST】
・ひらさん・・・道内転勤の多い公務員ライフで得たスケールが売り。「自分の地域は北海道!」修了生にして観光を教える先生でもある
・ヤギさん・・・北海道まるごとを扱う雑誌を3冊も作る姐御。仕事の後の一杯☆が至福
・ワッキーさん・・・倶知安のアウトロー、きたかんで代表世話人を務めるツワモノ
・にゃまさん・・・某テレビ局営業のひと。休日は畑で夏野菜の収穫祭
・敷田座長・・・有限責任な専門家論を具現化しつつある北大教授らしくない先生
・きのっち・・・きたかんを観察する異業種交流マニア。趣味の献血は間もなく60回


【CM】2010年きのっちが巣立った学校の「その後」。
ゼミ残留学生らが綴る、観光創造のつれづれなること。
ブログ「敷田ゼミ所属苦労人達のもろもろ」
http://blog.livedoor.jp/shikida_seminar/
※きのっちの独断&趣味でお薦めするHP・ブログ

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