2014年11月12日水曜日

「てしおしじみちゃんプロジェクト」その30

皆様こんにちは。きたかんリポーター、てしおしじみちゃんプロジェクトの櫻井です。
本日は11月7日(金)18時から天塩町社会福祉会館で開催された「第13回天塩かわまちづくり検討会」の報告です。櫻井担当の歴史チーム8名、伊槻担当の自然チーム6名、高田担当の食チーム7名、濱野担当の交流チーム7名、総勢28名(内きたかんメンバー4名含む)で実施しました。(他に発注者5名、受注者2名、天塩町役場3名)
そして今回、浅田天塩町長が検討会の様子を見学しに来て下さいました。
さて、今回の検討内容は浅田町長が来ていただいたので、各チームが抱える現状の課題、問題を振り返り、発表することで町長にも声が届けばという狙いもあります。

【検討会の様子を聴く浅田町長(中列左から2人目)】

今回のメニュー
1.本日の実施内容の説明
2.各分科会での話し合い
3.話し合った結果を発表など

1.本日の実施内容の説明(10分)
司会進行は伊槻座長
また、今回は天塩町の地域協力隊の菅原さん(きたかん5期)の紹介で初山別村地域協力隊の方が飛び入りで参加して下さいました。

2.各分科会での話し合い(40分)
・現在話し合いを進める中での問題や課題を抽出し、どのような解決方法があるかを探ります。

3.話し合った結果を発表(15分×4チーム)60分
①歴史Aチーム(歴史資料館チーム)発表の様子

【壁に模造紙を貼り、サークルになっての話し合いを実施】

現在のチームメンバー内だけの判断では天塩資料館内の展示物に手を付けることができないため、管理者である教育委員会の方に一日でも早くこの会に入っていただきたいと言うのが最大の課題として挙げられました。

②歴史Bチーム(長門舟観光舟運チーム)
舟はお金さえあれば何とか作ることが出来る事が見えてきた。お金の集め方や、作る場所と人、出来上がったら保管する場所や運営方法(集客や運航方法)などが今後の課題。また、観光舟運であるため、舟の中でのガイドはもちろんのこと、地元の食材を使った食チームとの連携も目指しているとの企画もあります。

【長門舟観光舟運プランを発表する千葉リーダー】

③交流・コミュニティチーム
 交流・コミュニティチームは小林委員と菅原委員が発表を行いました
テーマは大きく2つ「交流拠点の改善」と「インフォメーション機能の強化」です。

一つ目の交流拠点の改善は「道の駅」と「河川公園、海浜公園」について検討しています。
・ 道の駅の具体案として、天塩産商品の販売強化を検討しています。
・ 河川公園・海浜公園の具体案はフットパスの整備延長です。
・ 現在分断されている、川口遺跡まで延長することで魅力を強化していく計画です。
・ 更に住民の方が親近感を感じて頂くために、各公園の愛称を公募していきたいと考えています。

二つ目のインフォメーション機能の強化で検討している事は、「看板のリニュアル」と「パンフレット・HPのリニュアル」です。
看板のリニュアルは、きたかんメンバー3期宮下さんが所属する、デザイン会社デクスチャーに依頼しています。宮下さんは、2度天塩を訪れ既にラフデザインも完成してきています。
パンフレットに関しては、より分かりやすさと親しみやすいものにするためマンガで作成することを検討しています。天塩在住の方が既にイラストのラフを作成しており、また地域おこし協力隊菅原さんが独自に低コストでの印刷製本が可能になるよう見積もりを取ってくれており実現可能に近づいています。

交流・コミュニティチームの課題としては、どれも役場との連携調整が上手く行くかに掛かって来ています。



④食チーム
 食チームでは、分科会が発足してからのいままでの活動の振り返りを行いました。
 「乳和食」や「ピザ」の試作や検討会での試食を行ったり、ピザを焼く石釜を研究するために、初山別村の地域おこし協力隊を交えての勉強会や浜頓別町の「ぶんちゃんの里」へ行っての石釜ピザ体験、そして、てしお味覚まつりでのピザ製作・販売など、6月に食チーム分科会の第一回目が開催されてから、分科会で6回、検討会で6回とこれまで12回にも渡って活動を行ってきました。
 今後の展開としては、優先順位の高い3つを以下とし、優先的に取り組んでいくことを決めております。
・ 「天塩國弁当」の開発を流域連携で作りたい
・ 「天塩川流域ピザ」を流域連携で作りたい
・ 食に関するグループ同士の連携体制づくり
 
 食チームの今後の課題としては、「役場をどう巻き込んでいくか」「食品を加工する場所の確保をどうするか」「連携体制づくりの事務所機能をどうするか」が挙げられています。
天塩町長も見るなかでの発表でしたので「役場をどう巻き込んでいくか」「食品を加工する場所の確保をどうするか」の課題に進展があることを期待しています。

【食チームの発表】

⑤自然チーム
・ 野鳥観察ツアー等、実行プランについて、来年の何月何日に第1回目をおこなうか、近日中に決定する。実行日に向けて、カウントダウンする形で準備を進める。
・ 縄文体験については、来年夏のキャンプフェスタで何等かのメニューを入れる。
・ 植物栽植については、栽植場所、種子や苗の調達などを検討する。主な場所である鏡沼周辺の植生図を作成、栽植を含めた全体設計をおこなう
・ 天塩川カヌー遡上駅伝は、試走から、少人数トライアル、本格公募と段階的に年度計画を立てる。上流のカヌーグループから情報収集する。
など、計画の具体化に向けての発表がありました。

各チーム次回の分科会日程を決めて終了。
次回のレポートは11月22日(土)札幌にて行われる事前打合せの内容をご報告する予定です。お楽しみに。

今回のおまけ。

【翌日実施した野鳥観察 大ヒシクイと白鳥】

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