2010年11月5日金曜日

かかわりの線引き議論@例会

きたかんリポータきのっちです。2010年11月4日(木)業後に「きたかん.net」第6回の例会を行いました。「北の観光リーダー養成セミナー」を受講した修了生を中心とする組織として、ゆるいつながりを維持し、修了生の共通点では閉じつつも、でも社会に対して活動内容を開示する姿勢を保ちたい、という組織のコンセプトです。

【写真-1】ただいま20:20、ホームページの内容を検討中

しかし179も市町村がある大きな北海道ですから、次世代の観光人材を自覚する、実務家&異業種の集団である組織を運営する上では、1人のカリスマリーダーが組織を引っ張るのではなく、異なるやり方が必要です。そこで複数の地域に組織本体のコアを担えるメンバーがいて、色んなメンバーの中から、よその地域課題を応援しにいく「ユニット」を自主的に結成するところまで、この活動は進化してきました。ゆくゆくは、従来の観光産業や業者や自治体では考えられなかった、観光が関与する新たな事象を皆でかかわり、観光をもっと面白くする組織をと、ねらっています。ですので、組織運営における先行モデルないなか、模索を続けて議論を重ねている状況です。

今日の例会では
・日高の馬産地を広域ネットワーク化させるための、モデルツアー「日高だ~べ~」の事業実施報告 ※ちなみに北海道弁とダービーを掛けたネーミングです、念のため /報告者:ワッキー&荒井さん

・夕張を3回かけてじっくり学び、2011年2月夕張映画祭を支援しにいこう。「夕張セッション」の段取りについて/久保じゅんさん・あらだてさん

・きたかん.net公式ホームページ(試作品)へのアイディア出し/ALL

・きたかん組織に起きている小さな問題の、具体例と解決提案/クラモトさん・敷田座長 ALL

などが議論されました。そして全体を通して今後、きたかんを、もっと「組織」として動かしていくためにはどうするべきか、といった内容が課題として認識されました。今は規約もない、ミッションも充分に共有されていない、9月に入った3期生とも半ば思いは同士だが、修了生と現役受講生は、まだ同じではない。そうした点を再認識しました。そんな「ふやふやした集団」ですから、皆の知恵や工夫を出し合ってうまく育てたいものです。

【写真-2】この日は高男性比率。普段は元気な女傑メンバーが多数います

この例会、進行役はこれまで、アメフトという極めて米国流儀の戦略思考を組織運営に置き換えて、きびきびと議論をさばいてきた、にゃまさんが担っていました。が、彼は大阪に異動となり現在は、きたかん関西支部メンバーです。そこで今回仕切っていたのは、添乗員の会社をマネジメントする上さん。このかたも秀逸で、時間が来ると、議論の最中であっても「時間なので、次の議題に移ります」。飄々と時間を管理し進行してくれます。周囲に流されず時間厳守なのは、添乗員の作法に培われたものなのか?!

この日は終盤に敷田座長が加わり最大13名が参加。例会は21時10分にお開きとしました。その後、空腹メンバーはご飯を食べに8人が居酒屋に移動し、ヒグマとの共存をネタに、いろんな土地での生活や、旅の話で盛り上がりました。


【おもなきたかんCAST】
・ワッキーさん=わが人生最繁忙期の11月をおくる、倶知安の暴れん坊将軍
・荒井さん=乗馬の大会2010年の日本一。チャンピオン&馬のお医者さん
・久保じゅんさん=タバコの値上げを受け、2→1箱に減煙で対応するデザイナ
・あらだてさん=きたかんと夕張との縁を取り持つNPOスタッフ
・クラモトさん=“盛り”が尋常ではないデスクできたかんを支援する道職員
・敷田座長=きたかんを伝説にする野望をもつ、北大の先生
・にゃまさん=きたかん戦略室長だがいまは関西に異動。最近は静観中
・上さん=添乗集団を柔らかく確実にマネジメントする、柔よく剛を制すひと
・きのっち=きたかん記録係。人の顔を覚えるのがなまら遅い

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