2010年5月30日日曜日

「札幌地元学調査」続編

きたかんリポータきのっちです。将来の北海道PR大使となる可能性大の北大生と、きたかんで「札幌地元学調査」に行ってきました。素晴らしい天気となり、6班それぞれに食べ歩きや、カフェめぐり、登山、神社参りなど従来からの名物も、新たな価値観による名物の発見も、沢山してきたようです。

旧たくぎんビル、今は「大通ビッセ」という最近オープンしたてのビルのホールに、9:30 集合しました。その存在を「たくぎん」としてインプットしているオトナ組と、ビッセともたくぎんとも両方にピンときていない学生組との理解度合いから、少々遅れるものが数名。。待ち合わせ場所1つとっても、街の時代や、世代の差を感じます。各班を事前にエリアに分けて、23名の学生と、きたかんガイド6名を出会わせて、全体説明【写真】をします。その後各自のフィールドを取材してきます。

・大倉山・円山エリア(伏見さん)
・円山裏参道・幌西エリアA(かとうさん)
・旭山・藻岩山山麓エリア(萩さん)
・山鼻エリアA(はたぶーさん)
・円山裏参道・幌西エリアB(戸田さん)
・山鼻エリアB(にゃまさん)
・撮影係&監督補(木野)
・総監督&見回り(敷田教授)

上記のコース分けでは、山あり、しゃれたカフェや雑貨の店あり、昔からの下町風情が残る地区ありの個性的な観光コースづくりが可能です。早速、公共交通機関を使うか徒歩で移動し、学生ときたかんメンバーとまちを歩きます。ガイドである上記( )書きの人々は、自ら学生にペラペラと喋ってガイドしてはならず、学生が「問うたら答える」ように念押ししています。

地元学では、まずグループ内のメンバー同士が互いを知り、次にグループについてくれる地元民(この場合、きたかんメンバー)と、いかに早く打ち解けて、多くの情報を引き出すかが、カギです。さらに取材ですから、立ち寄る店や見所にいる店主や客に話しかけて質問し、先方の心を開いて多くの情報を得て写真とメモに記録することを要求しています。一見、楽しげに見えて、けっこう高度なフィールドワークなのです。

楽しそうに寄り道し、団子を食べているように見えても・・・

その店の創業、従業員がいるのか、店主だけで菓子を作っているのか、店主はどこで和菓子の修業をしたのか・・・など、聞き出して記録。食べながらでも「調査」なのです。
大学に定時に全体が集合し、各班ごとに撮影した写真や残したメモから、各班はどんな街歩きのテーマにして、撮影した多くの素材から採用する写真を選択します。これらはパソコンで行いますが、デジタルネイティブに近い若い彼らは、さすが手なれたものです。

今日の作業はコースのふりかえりと、各班100枚以内の写真を絞り込むことで、終わりました。その後、懇親会を普段は締めている土曜夕方の北部食堂を頼みこんで開けてもらい、その片隅で開き、きたかんメンバーには、普段の社会人経験ではあまりない、珍しい学食での飲み会となりました。

【おもなきたかんCAST】
・戸田さん・・・仕事上、札幌をくまなく知るべき立場だがひきこもりの噂をもつ
・にしさん・・・きたかんも楽しいが子どもの運動会も大事。体が2つ欲しい
・萩さん・・・夏よりむしろ冬が元気。今年は寒くて助かっている
・はたぶーさん・・・すすきのの魅力を高めたい野望をもつ、歩くすすきの辞書
・伏見さん・・・講演講習会ずきにして、地域活動など実にマメに参加するひと
・にゃまさん・・・テレビ局営業マン。趣味の道内観光ときたかんをフルに楽しむ
・かとうさん・・・機動力で突っ走る広報のプロ。講師陣なのに受講生に近いノリ
・敷田先生・・・きたかんを伝説にする野望をもつ北大教授らしくない先生
・木野・・・またの名をきのっち。きたかんを観察する異業種交流マニア

0 件のコメント:

コメントを投稿