2010年12月12日日曜日

12/11観光人材交流会-2010

きたかんリポータきのっちです。札幌は雪の1日でした。昨日2010年12月11日(土)は、北の観光リーダー養成セミナーによる「観光人材交流会-旅カフェ2010~世界レベルのリゾート地“HOKKAIDO”を目指して北海道流のおもてなしスタイルを考えよう!~」が行われました。

会場はサツエキ北口直結のエルプラザ、3Fのすばらしいホールを使いました。この催しによって、次期受講生の獲得とか、セミナーのPR、そして1-3期修了生と現役の受講生、さらには4期の次期受講を検討する人たちが面識を得て深めるなど、さまざまな効果を狙っています。そして、観光という広い産業や業界をフォローしているセミナーでは、豪華&多彩なゲストも魅力です。今回は領事館から、流暢な日本語と日本の自然や文化を観察する目を持つ、ジョン・リース氏が考える北海道、および日本の魅力を語りました。

【写真-1】基調講演 在札米国総領事館 ジョン・リース氏

続いては、「受けた人にセミナーの良さを聞いてみよう」。2010年の9月から受講している現役の5人が壇上の椅子に座り、敷田座長はステージを自由に動き、質問を振り、5人と対話するというスタイルで、トークセッションが行われました。

【写真-2】トークセッション

彼&彼女らがセミナーを受講しようと思った動機、受けてみて感じた気づき、今まで受けてきた研修や、習い事とは異なる点や、受講生同士のエピソードや、各人にとっての養成セミナーとは、など、敷田座長がうまく引き出し、まとめていました。問いかけによって出てくるコメントは各人まちまちですが、総轄すればそれらは
・できなかったことができるようになる喜びの共感
・個別の闘いではなく、グループ皆で成果をだせるようになる
・修了後も受講生同士や先輩修了生とのつながりが維持される etc
であることで、北の観光リーダー養成セミナーの受講によって得られることを、敷田座長が整理していました。

しかしこれ、「セッション」ではありますが、下準備としての打合せもないのによく登壇者も、敷田座長からの突然のフリについていけるものだと感心します。こうした「アドリブ能力」も、次世代観光リーダーにとっては必須の能力といえましょう。

【写真-3】フロアに降りて“取材”する受講生

私が聞いたところでは、デザイン会社勤務のM氏のコメントが印象的でした。社会人は就職することによって、多様な人脈を得ることは印刷業とか広告業のように偏っており、異業種の人脈との出会いは意外と少ない。私にとって北の観光リーダー養成セミナーは社会人による、「北海道観光を強くしたい部の部活動」みたいだ。そこでは個人が各地で孤独に頑張るのではなく、チームをつくり、練習を積んで、試合にでて出来・不出来の成果を知り、さらに強くなるために検証を行う。こうした一連のプロセスを、体育会系でなく観光に置き換えて、セミナー受講によってできる。人脈の広がりと部活動の楽しさが受講によって得られた。
このような旨をM氏ほか、登壇者たちは語っており、講師陣や主催側が期待した効果が着実に出ていることを感じました。とくに、これら催しの仕込みに、時には日付越えの業務を遂行している道庁事務局ズは、泣いて喜ぶことでしょう。また、この日に合わせて転勤先の大阪から飛んできた2期生にゃま氏も、人的ネットワークの拡大を遠隔地から支援するきっかけとなったでしょう。

トークセッションに続いては、ワークショップ「旅カフェ」が始まります(続く)。


【きたかん おもなCAST】
・敷田座長=北の観光リーダー養成セミナー座長、2010年最大の私事は孫の誕生
・3期M=札幌デザイン事務所社員。人との出会いはアナログ手法好き
・クラモト=道庁職員にして養成セミナー事務局。ゆるキャラ好き
・にゃま=きたかん2期生のテレビ局営業マン、大阪から札幌を支援する
・きのっち=きたかん記録係なのに、自分の小遣い記録は続かない

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