2010年12月12日日曜日

12/11旅カフェ@エルプラザ

きたかんリポータきのっちです。札幌は雪の1日でした。昨日2010年12月11日(土)は北の観光リーダー養成セミナーによる「観光人材交流会-旅カフェ2010~世界レベルのリゾート地“HOKKAIDO”を目指して北海道流のおもてなしスタイルを考えよう!~」が行われました(続編)。

受講者の声を聞いたあと、しばし休憩して、小道具を準備して「旅カフェ」というワークショップを行いました。ワークショップにはいろいろありますが今回は、皆が偏りなく参加し、否定や反論されることのない、到達点を目指さなくてよい、居心地のよい場づくりの実践として、おそらく皆にとって身近な旅行をテーマに、話題を構成しました。案内人は、<a href="http://www.scenicbyway.jp/" target="_blank">シーニックバイウェイ支援センター</a>で広報を手掛ける、かとうけいこ氏が務めました。

【写真-1】100人近いワークショップは壮観

・これまでに「もてなし」を感じた自分の旅経験
・北海道らしさとか、北海道ならではの魅力
・北海道を訪れる旅人にとって足りないもの、あるいはプラスしたらよいと思うこと
を「カフェ」のような空間で、計90分話し合います。

【写真2】3つの“お題”によって話し合います

お話しするテーマが20分ほどの時間ごとに変わるので、その回ごと、各テーブルの1人(守人)を残して皆が好きなテーブルに旅します。

【写真-3】次のテーマに向け「総がわり」している最中

そして最後には、当初に出発したテーブルに戻ってくるという、旅仕立てとなっています。ですから旅カフェという名前がついています。そして、1人の話題独占を避けるため、マスコットを握って話す(トーキングオブジェクト)という掟があるという点が、普通の「茶飲み話」とは違う「旅カフェ北海道」でした。ちなみに、マスコットなどは普段の仕事にまず使わない特別な備品であり、ワークショップの回ごとに、事務局クラモト嬢の大事な私物から提供を受けています。

【写真-4】大のオトナがマスコット手に語るほほえましい風景

普通の会議と違って、到達点や決めるべきゴール設定がない、誰もが否定されずに心地よく話せる、そこからアイディアや発想がポジティブに広がって行く気持ちよさを感じたであろう、ワークショップでした。基調講演と、受講生のセッション、そしてワークショップで、北の観光リーダー養成セミナー活動の一端を公開しました。2011年はどんな受講生がセミナーの扉をたたいてくれるでしょう。


【きたかん おもなCAST】
・かとう=本業は広報部長。研修とかワークショップも、息切れしながらやる姐御
・クラモト=道庁職員にして養成セミナー事務局。ゆるキャラ好き
・きのっち=きたかん記録係。話が長い欠点を自覚している

0 件のコメント:

コメントを投稿