2010年10月31日日曜日

3期生の自主反省会@sapporo55

きたかんリポータきのっちです。9月に入った「北の観光リーダー3期生」は、次世代観光リーダーとしての潜在能力&適応能力とも持っていて、なんだかまるで「なぜ・どうして」を連発する子どものようなエネルギーのカタマリだという、印象を持っています。

さて、そんなモチベーションの高い3期生が学んだ、湯の川を題材とした土日のセミナー(10/23-24)の反省会に、きのっち潜入してきました。話の発端は「あの日、評価している人の中で、最も3期と接触がないという点で、客観的に見ているきのっちさん、僕らの反省会にきてFグループに『気づき』をもらえませんか?自分の中で全く分析が出来なくて、班内でもどう検証したものか、頭の整理が混乱ぎみなんです(主旨)」といった HELPメールが、悩める福井さんから届いたからでした。

【写真-1】場所は、sapporo 55ビル。キャリアバンク社のお隣です。

その日は評価者の立場だったきのっちとして、このようなコメントをしました。これらはFグループだけでなく、3期生の全員に言えることだと思います。お題は、湯の川温泉や函館を使ったオンパクを絡めた新たな旅行商品づくりです。
(1)主題が凡庸、狙うターゲットが「尖がってない」
 →例えば「子どもからお年寄まで」を満足させる商品は総花的になる
(2)基本設計に当たる前提部分の分析が粗い
 →ターゲットの人口や彼らの傾向、など商品を作る前提を調べきれていない
(3)模造紙の使い方が素人。絵がきれいじゃない
 →ワークショップ7つ道具のプロッキーペン、まず字が細いのが論外

1-2期生を見てきた者として、やはり受講生のレベルは年々上がっていると思いました。きたかんの先輩達のグループワークなんて、とっても発展途上な感じでした。中には内部分裂するところあり、得意な人にマルナゲした班もありました。

1-2期と比べるのも恐縮ですが、3期はより発展している。ですが、やはり「北の観光リーダー養成セミナー」の設計図通り、この単元の狙いはケースメソッドを読み、事前の宿題を個々にやり、当日集まってグループワークをやる。これによって、個人の学びの限界を知り、グループメンバーで何らかの役割分担ができ、時間内に、プレゼンができたというプロセスを共有する。これが大事なのです。順位をつけた内容のデキの良しあし以上に、個々の学びができる範囲と、グループでできることの違いを知る。ここが大事なことなんですきっと。

【写真-2】なんと1か月先「次回の宿題」を持ってきた人も!(飲み会なのに)

それにしても。反省&検証会といいつつ、食事(10人くらい)→飲み(7人くらい)→カラオケ(4人)にまで付き合ってしまった私は、3期生のいい遊び相手・・・?なのでしょうか。

【おもなきたかんCAST】
・福井さん・・・北海道新幹線とか道経済という、とかくビッグなネタを仕事で扱うひと
・きのっち・・・福井さんを「養成セミナー3期に来い」とナンパしたひと

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