2010年7月9日金曜日

参加型参観日@北大で得た「気づき」

きたかんリポータきのっちです。参加型参観日7/7の続きです。この日の講評やメンバーの感想をまとめてみました。

まず敷田教授からは、参加のお礼と「きたかんが、2日間でやったツアー作成を90分×15回の授業で、北大の学部1年生はやっています。きたかんが2日でツアーを各チームが作れるのはそれだけ、もともと持っている技能や知識に差があるからです。このグループワークから、いろいろなチームがあり、またチーム内の活動も多様であることは、きたかんが体験したプロセスと同じです。できが良くても悪くても、学ぶチャンスがあるのが、この手の参加型授業のよいところです」とのコメントがありました。以下、きたかんメンバーからのコメント(順不同)です。

【写真-1】札幌を歩いて新しい価値を見つけた(5/28)

にゃまさんの感想:学生の若いエネルギーに触れて元気をもらってきました。

にしさん:「札幌の地域ツアー発表会」に参加してきました。面白い視点あり、内容ありで楽しかったです。学生と話してみて、「ツアー創りを楽しんだ(苦しんだ)量と、ツアーの楽しさは比例するんだなぁ」と思いました。これからが本番の「回収」です(笑)。←意味深

にしさんには野望があり、題して「接着剤企画」といいます。内容はまだひみつです。キーワードはボランタリーな異世代の接着です。どんな「変化」があるか、いまから楽しみです。

【写真-2】学生チームが作った旅行商品の、慣れない売り込み(7/7)

はたぶーさんの感想:「発表会」楽しみました。発表後のフランクな懇親会で、社会人側からの具体的な感想とかアドバイスを聞いた学生さんと交流し、アハ的な「気づき」体験がありました。学生の目がキラキラしててとても良かった。(略)こうした気づき体験で、勉強とは違った脳みその部分が刺激されることに意味があったのでは、と感じました。

きのっち:旅行商品を業として作る発想にはない、学生の視点と、ボランティアによる観光のアプローチにまだまだ可能性がある札幌や、北海道の地域にとって、よい関係が作れたら面白くなりそう。それにしても「欲しいものが欲しいわ」 と言った糸井重里はすごいなと、改めて思いました。

*  *  *  *

さらに、きたかんには旅行商品をコーディネートして作り、値段をつけて売っている人もいます。北海道を観光の宝島として、いつも宝さがししている宏一郎さん、あるいは小樽のOSN、日下部さんです。かれらも早速、学生との交流で得たものを、自社商品に盛り込んだりするでしょう。このように、各人が得るものがある集いが、低コストで運営できるのも、民と産業と学の間にうすぼ~んやりとまたがってある、きたかんの、ゆるい組織図ならではの効果・効能と考えています。

【おもな きたかんCAST】
(凡例 1=1期生、2=2期生、講=講師)
・敷田座長・・・きたかんを伝説にする野望をもつ北大教授らしくない先生
・2-にゃまさん・・・テレビ局営業マン。身近な現象をアメフト的戦略論で考えるひと
・2-にしさん・・・札幌の観光、北海道の観光なんでも知りたいタフな公務員
・2-はたぶーさん・・・すすきのの魅力を高める野望をもつ、歩くすすきの辞書
・講-宏一郎さん・・・暑苦しく北海道を愛し突っ走る地域コーディネータ。もとミツバチ
・2-日下部さん・・・元ホテルマン、小樽で旅行業を営む「歩く小樽辞書」
・1-ちばさん・・・旅ずきグルメずき、趣味と実益?旅行の学校で教える姐御肌のセンセ
・2-荒井さん・・・売る気の弱い日高をどうにか売り出そうとしている、行動派の馬獣医
・2-戸田さん・・・仕事上、札幌をくまなく知るべき立場だがひきこもりの噂をもつ
・2-伏見さん・・・講演講習会ずきにして、地域活動などマメに参加する信金さん
・講-かとうさん・・・機動力で突っ走る広報のプロ。講師陣なのに受講生に近いノリ
・きのっち・・・きたかんを観察する異業種交流マニア

■北の観光リーダー養成セミナー?
北海道庁&北海道観光振興機構による、次世代の北海道観光リーダー養成のために設立された、観光人材育成事業。平成20年度に始まり毎年度、半年の期間で30名の精鋭が育つ。テンションが上がった受講生らは、その後、自主組織の「きたかん」に任意で所属して相互に高め合う「ゆるいつながり」。3期生の募集を絶賛受付中!
養成セミナーの様子=http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/kanko-manager

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