2010年7月22日木曜日

きたかんから公職デビュー

アウトドアにはあまり縁のない、きたかんリポータきのっちです。ですが、山登りと観光の問題なら最近、調査の仕事を受けて情報収集したこともあり、多少は詳しくなりました。

さて。豊かな自然を生かした北海道観光の楽しみや、道民のレクリエーションの選択肢一つにアウトドアがあります。アウトドアは楽しいですが一方で、人が自然に分け入ることは、危険に足を踏み入れる行為でもあります。そこで個々人がリスクへの心構えをするとか、制度としてアウトドアを安全にしていくなど、なんらかの「手」を打たないと、自然も荒れるし、人がケガしたりもします。すなわち、よりよいアウトドアのあり方についての、対策の選択肢もまた多様であるということです。そんな転換期にある北海道の自然体験シーンでは「北海道アウトドア資格検討委員会」が、いまこの資格制度の見直しを行っています。会の座長はきたかんの先生である敷田教授で、大学のソト活動として公職を受けています。そして検討委員会の中には、分野ごとにいくつかの部会がありますが、その1つの部会メンバーになんと、きたかんから2期生の「としおきさん参加☆」が決まりました。昨日7/21に初の会議があったとのこと。

これまで、その分野に詳しい一部の専門家しかなれなかった(であろう)いわゆる「公職」というもので、私たちには縁のない話でした。そんな「専門家」の役割に、私たち「北の観光リーダー養成セミナー」の修了者がなったことは、きたかんメンバーにとって、大いなる励ましであり刺激となるできごとです。もちろん、としおきさんに、自然や環境教育におけるガイド役、インタープリターとしての高い能力と専門性があって、さらに課題を探して解決する能力や表現力を高めてみたいと思い、機会をつかんだのだと思います。

この会議に出た敷田教授からは「検討部会では、彼の今までの経験に加えて、養成セミナーで鍛えた議論する力や、的確な発言が見られました。参加していた私もとても気持ちのよいものでした。すばらしい」と絶賛の☆コメントがありました。また、報告のメールをMLで見た「人材育成セミナーの母」なのか「セミナー受講生の姉的存在」の、かとうけいこ先生からも「2期生としおきさんの活躍、目に浮かび、うれしゅうございます」との祝福が。かとう先生は「エレベータートーク」や「30秒自己紹介」など、いかに短時間で顔と名前を覚えてもらうか、先手必勝のアピール術を、受講生に伝授した師匠です。

そうです。こうした講師陣から学んだことは、ちゃんと実践することにより、力となるのです。きたかんメンバーも、2期受講生としおきさんの後に続きましょう~

【きたかんCAST】
・敷田座長・・・きたかんを伝説にする野望をもつ北大教授らしくない先生
・としおきさん・・・洞爺の財田にいるカリスマインタープリター。酒がなくても酒席モード対応
・かとうさん・・・機動力で突っ走る広報のプロ。講師陣なのに受講生に近いノリ
・きのっち・・・きたかんを観察する異業種交流マニア

■北の観光リーダー養成セミナー?
次世代の北海道観光リーダー養成のために設立された、観光人材育成事業。半年の週末を使い養成期間で30名の精鋭が育つ。テンションが上がった受講生らは、その後、自主組織の「きたかん」に任意で所属し相互に高め合う「ゆるいつながり」。3期生募集を7月中旬に締切り、各地の精鋭がエントリーした模様。

養成セミナーの様子=http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/kanko-manager

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