2010年6月11日金曜日

「サッポロの写真100枚」という宿題

きたかんリポータ きのっちです。「きたかん」と呼んでいる、およそ60名の道内観光実務家のゆるーいつながり。その結びつきのきっかけは、北海道庁&北海道観光振興機構による、次世代の北海道観光リーダー養成のために設立された、観光人材育成の事業に参加した人びとでした。平成20年度に始まった「北の観光リーダー養成セミナー」で、受講生を新たな観光の楽しさに目覚めさせたワークショップの1つに、「地元学」があります。

その手法と似ているのか、地元学よりもさらに面白いのか、いろんな人を対象とした市民による学びの場、「札幌オオドオリ大学」の授業があす6月12日に、札幌市立図書館で開かれます。私は同大のボランティアスタッフとして関わっています。この日幾つかある授業の1つに「たった一枚のサッポロ」という、ワークショップが開かれます。ちなみにオオドオリ大は、文科省や教育基本法などによる大学ではなく、「札幌のまちまるごとをキャンパスと位置付けて、皆が主体的に参加して、楽しく学ぶ」ことをモットーとしています。

オオドオリ大のホームページには、同日の授業内容が出ています。
授業詳細【社会】
タイトル:たった一枚のサッポロ
2010年06月12日(土) 13時30分 ~ 16時30分
教室:札幌市中央図書館 3F講堂___________

「サッポロ」をテーマにした写真を100枚撮ってくる“宿題”が、受講者には課せられます。当日データを持参することが参加するための必須条件だそうです。人によって、札幌のまち1ブロックで100枚撮れる人もいれば、北区から中央区と広域なエリアから撮って100枚とする人もいることでしょう。小一時間でアッサリ100枚ゴールできる人もいれば、1日がかりで、なかなか100にならなかったという人も。どの到達であっても、オッケーで、自宅の近所など、今まで写真を撮ることを意識しなかった身近な場所で課す課題が、「ちょうど『ひとり地元学』みたいだ」と思いました。

明日は興味深々でオオドオリ大を運営しつつ、内容を聞いて、きたかんにおける地元学に取り入れたらよい点を、記録してこようと思います。そのテクは、すなわち北の観光リーダーの、未来の3期生がとりくむであろう、地元学の際に活用されます。


【CM】札幌をまるごとキャンパスにしよう。
市民の楽しい学び「札幌オオドオリ大学」
http://odori.univnet.jp/

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