2010年6月18日金曜日

ゆるい組織の設立総会@小樽(6/19)

きたかんリポータ、きのっちです。北の観光リーダー養成セミナーを終了した卒業生組織「きたかん」では、設立総会的なイベント@小樽を開催します。2010年6月19日(土)は1日、ホテルノルドや市内観光、そば屋の藪半(やぶはん)などを主会場に、北海道の次世代観光リーダーの、ゆるい組織の誕生を、当事者&関係者が祝う会となります。普段は道央圏はもとより、遠くは天塩や旭川、北竜、日高、本別、ニセコ、奥尻など各地で本業を持つ、76人のつながり。そこから27名もの参加が小樽で得られるのはすごいことです。(しっかり自費で、しかも週末に)。。みな(1)ワークショップ(2)市内テストマーケティング企画ツアー(3)懇親会の、都合よいところから参加します。

朝は11時に開始して昼食をはさみ、ホテル会議室にて1期生と2期生の打ち解けのひと時、いわゆるアイスブレイクな部分を、「旅カフェ」というワークショップで行います。これは、かとうけいこコーディネータによる、去年北海道では草創期にあたる試験運行も含めると、私やコアメンバーにとっては4度目の催しです。この旅カフェが「1期生と2期生の交流-場Part1」となる手筈です。この旅カフェは、自由な発想を歓迎して相手の話を聞き、否定しない場づくりを特徴とします。さらにテーブルに敷いた模造紙にいろいろ絵や文字を書き込み、途中にはお菓子などをつまみ、テーブルを1ラウンドずつ巡りあるく「航海」を数度行います。それによって、オトナ社会である会議では大多数の、いわゆる「落とし所の用意や結果結論、正解やベターの解決法を探る」という義務(?)がなくて良い、不思議な感じのワークショップです。なにより、体験した人にとって、楽しくとても居心地のよい時間となるはずです。

雰囲気が良くなってきたところで、北の観光リーダーを作った委員会の座長である北大の敷田麻実教授が、ミニ記念講演をします。「異分野の人々、しかも普段は各地で本業の仕事を持つ人々が、本業に関連したことで観光とかかわり、チームで課題を解決する形態が、これからの北海道の観光に大きな可能性を持っていますよ」という主旨を話して、それを実現するための「ゆるいつながり」による仕組みで、この会を動かす楽しさを語ります。(おそらく)

続いて午後は14:00から、1期生の日下部さんが中心となって企画し小樽の資源を使った、これまでにはない旅行商品の提案とテストマーケティングを兼ねた“ニシン物語ツアー”を実施します。地元をよく知るガイドと対話しながら、「旧青山別邸」などのニシン御殿を巡ります。ちなみに日下部さんは、養成セミナーではいつも水色のベストを着て参加していました。「19日も水色かな?」と私は興味深々です。

そして総会のお楽しみ、小樽の名店「藪半(やぶはん)」にて懇親会を開催します。同店の店主は、観光カリスマの小川原さん。カリスマとはいえ非常に気さくな人で、小樽の悪さ、ダメさ、ふがいなさを、その小樽愛ゆえに知り尽くす、口の悪い小樽のそば屋のおやじさんです。独特のだみ声とベランメェ口調で観光四方山話を聞かせてくれるかなと、期待しています。こうして、参加総数27名、お泊り8名はディープな小樽で、きたかんの組織誕生を祝います。おまけに最近きのっちは、6/14から観光にも大いに関連する、期間限定の仕事をはじめて、新札幌の道内大手某シンクタンク社と半年の契約を結びました。「北海道ツアー登山の実態」を調査します。忙しくなりますが、仕事もきたかんも、手抜きせず伝えていこうと思います。私のプチ就職も祝ってもらおうかしら。

【おもなきたかんCAST】
・かとうさん・・・機動力で突っ走る広報のプロ。講師陣なのに受講生に近いノリ
・敷田座長・・・きたかんを伝説にする野望をもつ北大教授らしくない先生
・日下部さん・・・観光の殿堂、立教大を経て元ホテルマンで、小樽で旅行業を営む。「歩く小樽辞書」
・きのっち・・・きたかん記録係。最近ようやく働きだした

■北の観光リーダー養成セミナー?
北海道庁&北海道観光振興機構による、次世代の北海道観光リーダー養成のために設立された、観光人材育成事業。平成20年度に始まり毎年、半年の期間で30名の精鋭が育つ。テンションが上がった受講生らは、その後、自主組織「きたかん」に任意で所属し相互に高め合う「ゆるいつながり」。3期生の募集を絶賛受付中!
養成セミナーの様子=http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kkd/kanko-manager

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